1994年の創業当時から、分離し続けてきた植物性乳酸菌の保有菌株は3,000株以上。植物性乳酸菌は過酷な環境でも生きていける強い生育能力を持ち、菌株によっては抗菌性、耐酸性、耐塩性などの特性を持つ菌株も多く保有しております。
3,000株以上の植物性乳酸菌から開発対象に適した乳酸菌を見つけ出し、また複数の乳酸菌を組み合わせることによって、食味・物性(物質が有する性質)などを調節する技術を駆使しあらゆる開発対象の新たな可能性を生み出しています。
私たちはこれまで、自社商品に活用している「低たんぱく化」を始め、抗菌作用に着目した農業用乳酸菌、乳化作用を持つ米摩砕液などを、乳酸菌の力を利用し技術を開発してきました。私たちはこれからも、今までには考えられなかった可能性を生み出していきます。
植物性乳酸菌の発酵は、季節・気温・湿度・原料・菌の状態で大きな影響を受けるため、安定した製造技術を確立することは容易ではありません。しかし私たちは植物性乳酸菌を日々見つめ続け、経験による職人技と科学的な視点の融合により安定した製造力を実現しました。
今では植物性乳酸菌によって開発されたお米やパンなどの「低たんぱく食品」は、独自開発した技術・設備により、市場のトップシェアにまで成長しました。
私たちはこれまで、開発した技術を製品化するため、様々な設備を導入しております。その結果、植物性乳酸菌を使った製品の設計だけでなく、製造までも当社でご依頼が可能となっております。小ロットでのご依頼も承りますのでお気軽にお申し付けください。
食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」の認証をパックごはんの工場として日本で初めて取得しました。
原料の管理、製造環境の整備、工程の分析、製品検査等、FSSC22000に基づいた徹底した品質管理体制を構築しました。また、社員教育にも力を入れており、定期的な全社的セミナーやOJTによる指導、品質管理に関する試験等を実施しています。
充実した研修制度による、社員一人一人の高い意識と技術、そして情熱と熱意が当社の強みであり、品質管理の原泉となっています。